呉市の粗大ごみの出し方【2026年版】シール300円均一・予約不要|持ち込みは160円/10kg

呉市の粗大ごみの出し方 シール300円均一・予約不要・持ち込みは160円/10kg 広島エリア別情報

「タンスを捨てたいけれど、呉市の粗大ごみってどこに電話すればいいの?」——広島市から呉市に引っ越してきた方が、まずつまずくのがここです。

結論からお伝えすると、呉市の粗大ごみに申し込みは要りません。300円のシールを1枚貼って、決められた日にいつものごみステーションへ出すだけです。広島市のような電話予約も、品目ごとの料金表もありません。

この記事では、呉市の粗大ごみの出し方を、料金・シールの買い方・収集日の調べ方・持ち込みの方法まで、呉市公式サイトの情報にもとづいて順番に整理しました。あわせて、粗大ごみでは出せないもの(実はかなり多い)と、その場合の現実的な処分先もまとめています。

※料金・受付時間などは2026年9月1日時点で呉市公式サイトを確認した内容です。最新情報は呉市の公式ページでご確認ください。

  1. 【結論】呉市の粗大ごみは「予約不要・シール300円・ごみステーション」の3つだけ
  2. 呉市の粗大ごみとは?基準は「指定袋に入らないもの」
    1. 粗大ごみになるものの例
    2. プラスチック製品は「1辺50cm」が分かれ目
  3. 粗大ごみシールは1枚300円の均一料金|2m以上は2枚必要
    1. シールを貼っていないと収集されません
    2. 参考|呉市の指定ごみ袋の料金
  4. 粗大ごみシールはどこで買える?コンビニで買えるのか
    1. 美化協地域は取り扱いが別
  5. 呉市の粗大ごみの出し方4ステップ
    1. ステップ1|指定袋に入るか確かめる
    2. ステップ2|粗大ごみシールを買う(1点につき300円)
    3. ステップ3|下準備をしてシールを貼る
    4. ステップ4|収集日の朝8時30分までにごみステーションへ出す
  6. 呉市の粗大ごみの日はいつ?収集日の調べ方3つ
    1. 1|ごみ出しカレンダーを入手する
    2. 2|ごみ分別アプリ「さんあ~る」を使う
    3. 3|「ごみ出し・分別あいうえお表」で品目から調べる
  7. 【要注意】呉市が粗大ごみとして収集してくれないもの
    1. 市で処理できないもの(公式の列挙)
    2. 解体・改修にともなうものも対象外
    3. 電動自転車は「バッテリーを外せばOK」
  8. 家電4品目とパソコンは粗大ごみに出せない
    1. 家電リサイクル法の対象(家電4品目+α)
    2. パソコン・ディスプレイはPCリサイクル
    3. 仏壇は市では処理できません
  9. 呉市のごみ処理施設へ直接持ち込む方法|160円/10kg
    1. 持ち込みできる施設は2か所
    2. 持ち込みできるもの
    3. 持ち込みのときの注意点
    4. 持ち込みとシールはどちらが得か
  10. 引っ越し・片付けの「多量ごみ」は粗大ごみ収集で出せない
  11. 【比較】広島市と呉市はルールがまったく違う
    1. 料金は品目によって有利・不利が逆転する
  12. 粗大ごみ収集・自己搬入・不用品回収業者の使い分け
    1. 粗大ごみ収集が向いているケース
    2. 自己搬入が向いているケース
    3. 不用品回収業者が向いているケース
    4. 依頼するなら「無料見積もり」を必ず複数社から取る
  13. 品目別|呉市でよく出る粗大ごみの扱い
  14. 捨てる前に「売れないか」を確認する
  15. 呉市の粗大ごみに関するよくある質問
    1. Q. 呉市の粗大ごみに申し込みは必要ですか?
    2. Q. 呉市の粗大ごみシールはいくらですか?
    3. Q. 粗大ごみシールはコンビニで買えますか?
    4. Q. 呉市の粗大ごみの日はいつですか?
    5. Q. 前日の夜に出しておいてもいいですか?
    6. Q. 何点まで一度に出せますか?
    7. Q. マットレスやソファは粗大ごみで出せますか?
    8. Q. 家電4品目を粗大ごみに出すとどうなりますか?
    9. Q. 持ち込みに予約は必要ですか?
    10. Q. 呉市と広島市ではどちらが安いですか?
  16. まとめ|呉市の粗大ごみは「300円のシールを貼って朝出す」だけ
    1. 参考にした呉市・広島市の公式情報

【結論】呉市の粗大ごみは「予約不要・シール300円・ごみステーション」の3つだけ

細かい話に入る前に、呉市のルールを3行にまとめます。この3つを押さえれば、ほとんどのケースは解決します。

項目 呉市のルール
申し込み 不要。電話予約もインターネット申込もありません
料金 粗大ごみシール 1枚300円(品目にかかわらず均一)
出す場所 地域で決められたごみステーション(戸別収集ではありません)
出す時間 収集日の朝8時30分まで。前日の夜に出すのはNG
対象 指定袋に入らないものすべて

「品目ごとに料金がいくらか調べる」という作業が、呉市には存在しません。タンスでも布団でも自転車でも、1点につき300円です。ここが他市とのいちばん大きな違いです。

ただし、粗大ごみとして出せないものがかなり多いという落とし穴があります。ピアノ、仏壇、電動マッサージチェア、鉄アレイ、タイヤ——これらは300円のシールを貼っても収集してもらえません。詳しくは後半の「呉市が収集してくれないもの」で一覧にしています。

呉市の粗大ごみとは?基準は「指定袋に入らないもの」

呉市公式サイトでは、粗大ごみをこう定義しています。

指定袋に入らないものが、粗大ごみとなります。

「30cm以上」「1辺50cm以上」といった寸法の基準ではありません。呉市指定のごみ袋に入るかどうか、その一発判定です。判断に迷ったら、実際に袋に入れてみるのがいちばん早い方法です。

粗大ごみになるものの例

呉市が例示しているのは次の4分類です。

  • 家具類……じゅうたん、タンスなど
  • 寝具類……掛けふとん、敷きふとんなど
  • 家電製品……電子レンジ、掃除機など
  • その他……自転車、スノーボードなど

布団やじゅうたんのように「袋に押し込めば入らなくもない」ものも、無理に詰め込まず粗大ごみとして出すのが正しい扱いです。

プラスチック製品は「1辺50cm」が分かれ目

呉市では2026年4月(令和8年4月)からプラスチック資源の分別収集が始まりました。プラスチックだけでできていて汚れていないものは「プラスチック資源」ですが、条件のひとつに1辺の長さが50cm未満というものがあります。

50cm以上のプラスチック製品は、50cm未満になるように小さくするか、それが難しければ粗大ごみとして出すことになります。衣装ケース、大きめの収納ボックス、子ども用のおもちゃなどが該当しやすいので注意してください。

粗大ごみシールは1枚300円の均一料金|2m以上は2枚必要

呉市の粗大ごみ処理券(粗大ごみシール)は、1枚300円です。品目や大きさによる料金の違いはありません。

条件 必要なシール 費用
通常の粗大ごみ 1枚 300円
長さが2m以上あるもの 2枚 600円

2m以上というのは、たとえば長いカーペット、物干し竿、脚立、大きな本棚などです。例外もあるため、判断に迷うものは呉市の「ごみ出し・分別あいうえお表」で個別に確認するのが確実です。

シールを貼っていないと収集されません

呉市公式サイトには、はっきりこう書かれています。

指定袋以外で出されたごみ、粗大ごみ処理券シールを貼っていない粗大ごみ等、ルールが守られていないごみは収集しません。

シールを貼り忘れた粗大ごみは、そのままステーションに残されます。残された大型のごみは地域の方の負担になりますので、必ず貼ってから出してください。シールは雨で剥がれない位置、かつ収集する人から見える面に貼るのが基本です。

参考|呉市の指定ごみ袋の料金

粗大ごみと一緒に片付けを進めると、指定袋もまとめて必要になります。呉市の指定袋は10枚1組での販売です。

種類 サイズ 10枚1組の価格
燃えるごみ 大(40L) 400円
特中(30L) 300円
中(20L) 200円
小(10L) 100円
プラスチック資源 大(30L) 300円
中(20L) 200円
小(10L) 100円
燃えないごみ 大(30L) 300円
中(20L) 200円
小(10L) 100円

燃えるごみの大サイズが1枚あたり40円と考えると、粗大ごみシール300円は「大きめの袋7〜8枚ぶん」という感覚です。

粗大ごみシールはどこで買える?コンビニで買えるのか

「呉市の粗大ごみシールはコンビニで買えますか」という質問はよくあります。結論としては、呉市公式サイトは店舗の業態(コンビニ・スーパー・ホームセンター)を明示していません。その代わりに、「指定袋取扱店名簿」というPDFを公開しています。

確実なのは次の3つの方法です。

  1. 呉市公式の「指定袋取扱店名簿」(PDF)で自宅近くの店を調べる……呉市ホームページの「呉市指定ごみ袋・シール取扱店について」からダウンロードできます
  2. ごみ分別アプリ「さんあ~る」で確認する……美化協地区専用袋・粗大ごみ処理券の情報もこちらで確認できます
  3. 環境政策課(廃棄物グループ)に電話で聞く……0823-25-3302(呉市中央4丁目1番6号・呉市役所本庁舎7階)

普段から指定ごみ袋を買っているお店であれば、粗大ごみシールも扱っている可能性が高いです。まずはいつものお店のレジ周りを確認してみてください。

美化協地域は取り扱いが別

呉市には美化協(美化協力会)地域があり、ごみ出しのルールが市の一般ルールと異なります。美化協地区専用袋や粗大ごみ処理券については、ごみ分別アプリ「さんあ~る」で確認するか、美化協事務局への問い合わせが必要です。

お住まいの地区が美化協地域かどうかは、『ごみ出しカレンダー(No.11)』で確認できます。引っ越してきたばかりの方は、ここを最初に確認しておくと後がスムーズです。

呉市の粗大ごみの出し方4ステップ

実際の手順はとてもシンプルです。

ステップ1|指定袋に入るか確かめる

まず、呉市の指定袋に入るかどうかを確認します。入るなら通常のごみ、入らないなら粗大ごみです。プラスチック製品の場合は「1辺50cm未満か」も判断材料になります。

ステップ2|粗大ごみシールを買う(1点につき300円)

取扱店で粗大ごみ処理券シールを購入します。長さ2m以上のものは2枚必要なので、買う前にメジャーで測っておくと二度手間になりません。

ステップ3|下準備をしてシールを貼る

呉市が求めている下準備は次のとおりです。ここを飛ばすと収集されないことがあります。

  • カーペットや布団などは、ひもでしばる
  • ストーブは灯油や乾電池を完全に抜く
  • 家電製品の乾電池・バッテリーは必ず取り外す
  • 電動自転車はバッテリーを外す(外せば粗大ごみとして出せます)
  • 充電式電池が内蔵された電気製品は、燃えないごみ・粗大ごみに出さない

最後の項目は特に重要です。充電式電池(リチウムイオン電池)は収集車やごみ処理施設での火災原因になっており、全国的に事故が相次いでいます。内蔵電池が取り外せない小型家電は、各市民センター等に設置されている「小型家電回収ボックス」を利用してください。

ステップ4|収集日の朝8時30分までにごみステーションへ出す

地域で決められたごみステーションへ、収集日当日の朝8時30分までに出します。呉市公式サイトには次のように明記されています。

ごみ及び資源物は、決められた日以外は絶対に出さないでください。(定められた日の前日の夜もいけません。)

「大きくて朝から運ぶのが大変だから前の晩に出しておこう」は、呉市ではルール違反です。ごみステーションは地域の皆さんが維持管理しているため、前夜出しはトラブルのもとになります。どうしても朝に運べない場合は、後述の直接持ち込みや回収業者を検討してください。

呉市の粗大ごみの日はいつ?収集日の調べ方3つ

呉市の粗大ごみの収集日は地区によって異なります。全市一律の「粗大ごみの日」というものはありません。確認方法は3つです。

1|ごみ出しカレンダーを入手する

呉市の「ごみ出しカレンダー」は、次の場所で配布されています。

  • 各市民センター
  • 環境政策課(呉市役所本庁舎7階)
  • 市民相談室(呉市役所本庁舎1階)

令和8年度版は呉市公式サイトでも公開されています。地区ごとに番号が振られており、自分の地区のカレンダーを見ることになります。

2|ごみ分別アプリ「さんあ~る」を使う

スマートフォン・タブレット向けのごみ分別アプリ「さんあ~る」を使うと、ごみの分別・ごみ出しカレンダー・収集日の通知機能が利用できます。紙のカレンダーを冷蔵庫に貼っておいても見落とすという方には、通知機能が有効です。

3|「ごみ出し・分別あいうえお表」で品目から調べる

「この品目は何ごみか」を調べるなら、呉市公式の「ごみ出し・分別あいうえお表」が最も確実です。2m以上のシール2枚ルールの例外もここに記載されています。

【要注意】呉市が粗大ごみとして収集してくれないもの

ここが呉市の粗大ごみでいちばん見落とされやすいポイントです。300円のシールを貼っても収集されないものが数多くあります。

市で処理できないもの(公式の列挙)

呉市が「市で処理できないごみ」として挙げているものです。かなり幅広いので、心当たりがある方は必ず確認してください。

分類 該当するもの
乗り物・部品類 バイク、タイヤ、ホイール、チェーン、自動車部品、バッテリー、電動車いす、電動スクーター
エンジン・モーター付き エンジン・モーターのついた大型工具、農機具など
危険物 ガスボンベ(炭酸ガスシリンダー・LPガス等)、消火器、廃油、ドラム缶、ペンキ類、薬品・農薬等の劇薬類、家庭系医療廃棄物
大型・重量物 ピアノ仏壇、金庫(手提げ用は除く)、電動ベッド、電気温水器、電動マッサージチェア、大型のコピー機・プリンター
トレーニング用品 鉄アレイ、バーベル、トレーニングマシン
その他 ボウリングのボール、オイルヒーター(油を抜いたものは可)
サイズ超過 直径10cmまたは10cm角・長さ1.5mを超える木くず(伐採木など)、厚さ3mmまたは長さ1.5mを超える金属類(鉄片・鉄板)・鋼材等

解体・改修にともなうものも対象外

取り外しに工事をともなうものは、家庭ごみとして扱えません。

流し台(ただし家庭持ち込みの半間・約91cmのものは可)、洗面台、便器、浴槽、給湯機、配管等、テラス、ベランダ、風呂釜、太陽熱温水器、石膏ボード、断熱材、解体木くず など。

これらは購入店・販売店に相談するか、市の許可を受けた一般廃棄物処理業者に有料で依頼することになります。

電動自転車は「バッテリーを外せばOK」

電動アシスト自転車は、バッテリーを必ず外せば粗大ごみとして出せます。外したバッテリーは自転車販売店やリサイクル協力店の回収ボックスへ持ち込んでください。自転車そのものの処分方法は自転車の処分方法5選でも詳しく解説しています。

家電4品目とパソコンは粗大ごみに出せない

法律で別のルートが決まっているため、次のものは粗大ごみシールを貼っても収集されません。

家電リサイクル法の対象(家電4品目+α)

エアコン、テレビ(有機EL含む)、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機は、販売店で引き取ってもらいます。買い替えなら新しい製品を買う店で、買い替えでないなら購入した店に相談するのが基本です。

品目別の具体的な費用と手順は、次の記事で解説しています。

パソコン・ディスプレイはPCリサイクル

パソコン、ディスプレイ等は「PCリサイクル」の対象です。メーカーによる回収か、認定事業者の宅配回収を利用します。データ消去の手順とあわせてパソコンの処分方法6選にまとめています。

仏壇は市では処理できません

呉市では仏壇は「市で処理できないごみ」に含まれています。魂抜き(閉眼供養)の手配も含めて、広島で仏壇を処分する方法5選を参考にしてください。

呉市のごみ処理施設へ直接持ち込む方法|160円/10kg

収集日を待てない、量が多い、シールを何枚も買うより安く済ませたい——そんなときは自分で処理施設へ持ち込む方法があります。呉市の持ち込み料金は10kgあたり160円です。

持ち込みできる施設は2か所

施設名 住所 電話 受付時間
クリーンセンターくれ 広多賀谷3丁目9番3号 0823-74-9106 月〜土 8:30〜12:00/13:00〜16:30
芸予環境衛生センター 豊町大長6329番地1 0823-66-2548 月〜土 9:00〜12:00/13:00〜15:30

受付時間は施設によって30分〜1時間ずれています。昼休みをはさむ点にも注意してください。

持ち込みできるもの

  • 多量ごみ(引っ越し、片付けごみ等)
  • コンクリートブロック、物干し竿の土台、石、土、レンガ、瓦、畳など

ただし石・土・レンガ・瓦等は1日あたり土のう袋5袋までという上限があります。庭の整理でまとまった量が出る場合は、複数日に分けるか業者に相談することになります。

持ち込みのときの注意点

呉市公式サイトには次の2点が明記されています。

  • 「自家用車・トラックで搬入してください」
  • 「ごみの荷下ろしは、原則、ご自身で行っていただきます」

つまり荷下ろしは自分の作業です。タンスやソファのような重量物をひとりで運ぶのは危険なので、必ず2人以上で行ってください。腰を痛めて数千円の節約が数万円の治療費になっては本末転倒です。

持ち込みとシールはどちらが得か

10kgあたり160円ということは、シール1枚(300円)と同じ金額になるのが約19kgです。つまり、1点が19kgより重いなら持ち込みのほうが割高19kgより軽い品を何点も出すなら持ち込みのほうが割安という関係になります。

状況 おすすめ 理由
タンス1棹だけ 粗大ごみシール 重量があるため持ち込むと割高。300円で完結する
軽いものが10点以上 持ち込み シールなら3,000円。まとめて積めば大幅に安くなる
引っ越しで一気に出る 持ち込みか業者 そもそも粗大ごみ収集では出せない(後述)
車がない・運べない シールか業者 持ち込みは自家用車・トラックが前提

広島県内のほかの持ち込み先や、持ち込み全般の流れは広島で不用品を持ち込み処分する方法にまとめています。

引っ越し・片付けの「多量ごみ」は粗大ごみ収集で出せない

ここは見落とされがちですが、非常に重要なポイントです。呉市は「市で収集しないごみ」として、次のように定めています。

多量ごみ等:引っ越し、片付け、庭木の剪定、などのごみ。(一般廃棄物に限ります)→ 自分でごみ処理施設に搬入(有料)するか、市の許可を受けた業者に依頼してください。(いずれも有料です)

つまり、引っ越しで一度に大量に出るごみは、シールを貼ってステーションに並べる形では出せません。「1回の収集で粗大ごみを何点まで出していいか」という上限が明示されていない代わりに、量がまとまった時点で「多量ごみ」として別扱いになる、という設計です。

該当する場合の選択肢は2つです。

  1. 自分でクリーンセンターくれ等へ搬入する(160円/10kg)
  2. 市の許可を受けた業者に依頼する

事業系のごみ(会社・商店・工場・病院・飲食店から出たもの)も同じ扱いで、家庭ごみのステーションには出せません。

引っ越しにともなう処分の全体像は引っ越し時の不用品処分方法5選で解説しています。

【比較】広島市と呉市はルールがまったく違う

広島市から呉市へ、あるいは呉市から広島市へ引っ越した方が必ず戸惑うのがここです。同じ広島県内でも、粗大ごみの仕組みは根本から違います。

呉市 広島市
申し込み 不要 必須(予約制)
受付先 電話 0570-082530/082-544-5300(月〜金 9:00〜18:00)
インターネット・ウェブチャットは24時間365日
収集方法 地域のごみステーション 戸別収集(予約時に決めた場所)
料金 シール1枚300円均一
(2m以上は2枚600円)
品目別・5段階
250/500/750/1,000/1,250円
支払い方法 粗大ごみシールを貼る 納付券(250円・1,000円)を貼る
ネット予約ならキャッシュレス決済も可
対象の決め方 指定袋に入らないもの 品目別の一覧表

料金は品目によって有利・不利が逆転する

「呉市は300円均一だから安い」と単純には言えません。広島市の品目別料金と並べると、逆転する品目があります。

品目 呉市 広島市
ベッド(2人用) 300円 1,000円 呉市が700円安い
タンス(2〜3m未満) 600円(2m以上で2枚) 1,000円 呉市が400円安い
ソファー(2人用) 300円 1,000円 呉市が700円安い
電子レンジ 300円 500円 呉市が200円安い
自転車 300円 500円 呉市が200円安い
布団 300円 250円 広島市が50円安い
掃除機 300円 250円 広島市が50円安い
じゅうたん(6畳未満) 300円 250円 広島市が50円安い
椅子(1人用) 300円 250円 広島市が50円安い

傾向としては、大きくて高価な品目ほど呉市が有利、小さくて安い品目は広島市が有利です。呉市で布団1枚だけを出すと、広島市より50円高くなります。逆に2人用ソファなら呉市は3分の1以下で済みます。

ただし呉市には「予約待ちがない」という時間的なメリットもあります。広島市の大型ごみは予約から収集まで日数がかかるため、急いでいるときの差は金額以上に大きくなります。広島市側の詳しい手順は広島市の粗大ゴミの出し方をご覧ください。

粗大ごみ収集・自己搬入・不用品回収業者の使い分け

呉市で大きなものを処分する方法は3つあります。どれが正解かは「量」「重さ」「時間」「車の有無」で決まります。

粗大ごみ収集 自己搬入 不用品回収業者
費用 1点300円 160円/10kg 数千円〜
手間 シールを買って出すだけ 積み込み・運搬・荷下ろしが必要 ほぼ不要
タイミング 地区の収集日を待つ 月〜土の受付時間内ならいつでも 即日対応の業者もある
不要 必要(自家用車・トラック) 不要
対象外品も出せるか 不可 一部可 相談できる
向いている人 1〜数点だけ処分したい 車があり量が多い 量が多い・運べない・急ぎ

粗大ごみ収集が向いているケース

処分したいものが1〜3点程度で、収集日まで待てるなら、300円で済む粗大ごみ収集がもっとも安上がりです。ただし朝8時30分までにステーションまで運べることが前提になります。

自己搬入が向いているケース

軽トラックや大きめのワゴン車があり、軽いものが大量にある場合は自己搬入が最も安くなります。10kg 160円という単価は、軽い品目をまとめて出すときに効きます。荷下ろしが自力である点だけ注意してください。

不用品回収業者が向いているケース

次のいずれかに当てはまるなら、業者に依頼したほうが結果的に負担が小さくなります。

  • 引っ越し・遺品整理などで一度に大量に出る(そもそも粗大ごみ収集では出せません)
  • ピアノ・仏壇・電動マッサージチェア・鉄アレイなど、市で処理できないものが含まれる
  • 2階から下ろせない、車がない、収集日まで待てない
  • 高齢の親の家の片付けなど、自分で作業するのが現実的でない

費用の目安や業者選びの基準は不用品回収の料金相場呉市の不用品回収おすすめ業者5選で詳しく比較しています。呉市に対応している業者だけを絞り込んでいるので、あわせて確認してください。

依頼するなら「無料見積もり」を必ず複数社から取る

不用品回収は定価がある世界ではありません。同じ量でも業者によって金額が変わるため、見積もりを取らずに当日依頼するのがいちばん損をします。訪問見積もりを無料で行っている業者を複数比較するのが基本です。

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品目別|呉市でよく出る粗大ごみの扱い

呉市は品目別料金がないぶん、「そもそも粗大ごみで出せるのか」が判断の分かれ目になります。よく相談のある品目をまとめました。

品目 呉市での扱い 費用
タンス 粗大ごみ(2m以上はシール2枚) 300円/600円
ベッド(手動) 粗大ごみ 300円
電動ベッド 市で処理できない 販売店・許可業者へ
マットレス 粗大ごみ 300円
ソファ 粗大ごみ 300円
布団・カーペット 粗大ごみ(ひもでしばる 300円
自転車 粗大ごみ 300円
電動アシスト自転車 粗大ごみ(バッテリーを外せば可 300円
電子レンジ・掃除機 粗大ごみ(袋に入らなければ) 300円
ストーブ 粗大ごみ(灯油・乾電池を完全に抜く 300円
ピアノ・仏壇 市で処理できない 専門業者へ
電動マッサージチェア 市で処理できない 販売店・許可業者へ
鉄アレイ・バーベル・トレーニングマシン 市で処理できない 販売店・許可業者へ
タイヤ・ホイール 市で処理できない 販売店・専門業者へ
エアコン・テレビ・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機 家電リサイクル法対象 販売店へ
パソコン・ディスプレイ PCリサイクル対象 メーカー・認定事業者へ

それぞれの品目の詳しい処分手順は、タンスベッド・大型家具マットレスソファ布団電子レンジ掃除機タイヤ・ホイールの各記事で解説しています。

捨てる前に「売れないか」を確認する

粗大ごみシールは300円ですが、まだ使えるものを捨てるとその300円は純粋な支出です。製造から年数が浅い家具・家電、ブランド家具、状態のよい趣味用品は、買取に出すと費用がゼロどころかプラスになることがあります。

目安として、次のようなものは一度査定を検討する価値があります。

  • 製造から5年以内の家電
  • ブランド家具・デザイナーズ家具
  • 楽器、カメラ、スポーツ用品
  • まとめて出せる本・ゲーム・衣類

買取と処分のどちらが得かの判断基準は広島で不用品を無料で処分してもらう方法にまとめています。

呉市の粗大ごみに関するよくある質問

Q. 呉市の粗大ごみに申し込みは必要ですか?

A. 必要ありません。呉市公式サイトには粗大ごみの申込・電話予約に関する記載はなく、燃えるごみなどと同じく「決められた日に、地域で決められたごみステーションへ出す」方式です。広島市のような予約制ではありません。

Q. 呉市の粗大ごみシールはいくらですか?

A. 1枚300円です。品目や重さによる違いはありません。ただし長さが2m以上のものはシール2枚(600円)が必要です。

Q. 粗大ごみシールはコンビニで買えますか?

A. 呉市公式サイトは取扱店の業態を明示していません。公式が配布している「指定袋取扱店名簿」(PDF)で確認するのが確実です。分からない場合は環境政策課 0823-25-3302へお問い合わせください。

Q. 呉市の粗大ごみの日はいつですか?

A. 地区によって異なります。お住まいの地区の「ごみ出しカレンダー」で確認してください。カレンダーは各市民センター・環境政策課(本庁7階)・市民相談室(本庁1階)で配布されているほか、ごみ分別アプリ「さんあ~る」でも確認できます。

Q. 前日の夜に出しておいてもいいですか?

A. できません。呉市公式サイトに「定められた日の前日の夜もいけません」と明記されています。収集日当日の朝8時30分までに出してください。

Q. 何点まで一度に出せますか?

A. 点数の上限は公表されていませんが、引っ越しや片付けで大量に出るごみは「多量ごみ」として粗大ごみ収集の対象外になります。その場合はごみ処理施設への自己搬入(160円/10kg)か、市の許可を受けた業者への依頼が必要です。

Q. マットレスやソファは粗大ごみで出せますか?

A. 出せます。いずれも300円のシール1枚です。2m以上ある場合は2枚必要になるので、長さを測ってから購入してください。

Q. 家電4品目を粗大ごみに出すとどうなりますか?

A. 収集されません。エアコン・テレビ(有機EL含む)・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル法の対象で、販売店での引き取りが必要です。

Q. 持ち込みに予約は必要ですか?

A. 呉市公式サイトに事前申込の要否は記載されていません。搬入するものが特殊な場合や量が多い場合は、事前にクリーンセンターくれ(0823-74-9106)へ確認しておくと安心です。

Q. 呉市と広島市ではどちらが安いですか?

A. 品目によります。ベッド2人用やソファ2人用など大型のものは呉市が700円安く、布団や掃除機など250円区分のものは広島市が50円安くなります。ただし呉市は予約待ちがないぶん、急いでいるときは有利です。

まとめ|呉市の粗大ごみは「300円のシールを貼って朝出す」だけ

最後に要点を整理します。

  • 申し込みは不要。電話予約もインターネット申込もありません
  • 料金は粗大ごみシール1枚300円の均一。2m以上のものだけ2枚(600円)
  • 対象は「指定袋に入らないもの」。寸法の基準ではありません
  • 収集日当日の朝8時30分までに、地域のごみステーションへ。前夜出しはNG
  • 収集日は地区ごとに違うので、ごみ出しカレンダーかアプリ「さんあ~る」で確認
  • 下準備を忘れずに——布団・カーペットはひもでしばる/ストーブは灯油と電池を抜く/電動自転車はバッテリーを外す
  • ピアノ・仏壇・電動ベッド・電動マッサージチェア・鉄アレイ・タイヤなどは市で処理できません
  • 家電4品目とパソコンは対象外。販売店・メーカーのルートへ
  • 量が多いならクリーンセンターくれへ持ち込み(160円/10kg)。ただし荷下ろしは自分で
  • 引っ越し・片付けの「多量ごみ」は粗大ごみ収集では出せません。自己搬入か許可業者へ

呉市の制度は、広島市と比べてもかなりシンプルです。迷いやすいのは料金ではなく「そもそも出せるかどうか」のほうなので、大きなものを捨てる前に、この記事の「市で処理できないもの一覧」だけは確認しておいてください。

点数が多い場合や、市で処理できないものが混ざっている場合は、無理に自分で運ばず呉市の不用品回収おすすめ業者5選から複数社に無料見積もりを取るのが、結果的に安全で早い方法です。

参考にした呉市・広島市の公式情報

  • 呉市「ごみ・資源物の出し方」(2026年3月25日更新)
  • 呉市「指定袋・粗大ごみシールの種類と金額」
  • 呉市「市ごみ処理施設への直接搬入」
  • 呉市「呉市指定ごみ袋・シール取扱店について」
  • 広島市「大型ごみ収集の予約・排出方法」「大型ごみ収集運搬料金品目別一覧表」

※本記事は2026年9月1日時点の公式情報にもとづいています。料金・受付時間・対象品目は変更される場合がありますので、実際に出す前に呉市公式サイトで最新情報をご確認ください。

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。

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